EU、ロシアからの鉄鉱石ペレット輸入21%減

セクター その他
関係国 EU/その他
掲載日 2024-03-07
コンテンツ 3月7日付Vedomostiによると、2023年のEUのロシアからの鉄鉱石ペレットの輸入量が前年比21.3%減の119万tとなった。Eurostatのデータから明らかになった。輸入量は過去5年間で最低となった。金額レベルでは前年比38%減の4億1,900万ドルだった。昨年12月の1カ月間の輸出量は前年同月比4倍以上の12万7,600tだった。ロシアはEU諸国へのペレットの主要供給国である。ペレットの輸入全体に占めるロシアのシェアは45.5%となった。業界通信社Metals & Mining Intelligence (MMI)のデータによると、ロシアからの鉄鉱石ペレット輸出総量は、2023年に69%減の200万tとなった。MMIによると、同年の国内生産量は2%減の4,700万tだった。メタロインベストはロシア最大、世界第2位のペレット生産者である。2023年上半期の同社のペレット生産量は12%減の1,160万tだった。専門家は、メタロインベストは鉄鉱石原料が不足している友好国市場に将来性を見出していると指摘する。
ROTOBOビジネスニュースクリップ掲載号及び発行日 2024年3月12日 第137号
入力日 2024-03-13
データ番号 5158