ラトビアがロシアとベラルーシからの輸入禁止品目リストを承認

セクター 制裁
関係国 EU/その他/ベラルーシ
掲載日 2024-03-05
コンテンツ 3月5日付Interfaxによると、ラトビアで、以前承認されたロシアとベラルーシからの輸入禁止品目に追加される農産品および飼料のリストが承認された。農業省によると、今回追加されたのは、ジャガイモ、トマト、タマネギ、ニンニク、キャベツ、レタス、ニンジン、白カブ、赤カブ、ビーツ、オーツ麦根、セルリアック、大根、ラディッシュ、キュウリ、ガーキン、豆類、生鮮野菜である。ラトビアでは以前からロシアとベラルーシからの小麦、小麦とライ麦の混合物、ライ麦、大麦、オーツ麦、トウモロコシ、米、ソルガム、ソバの輸入が禁止されている。さらに、肉および肉副産物の粉末とペレット、魚類、甲殻類、軟体動物およびその他の水産無脊椎動物、フスマ、デンプン粕およびその他の残渣、サトウキビ飼料およびその他の砂糖製造残渣、発酵飲料製造残渣、大豆飼料、ピーナッツオイル、綿種子、ナタネ種子、ココナッツ、パームナッツ、ブドウ粕、植物由来原料、植物性残渣、その他の飼料用副産物の輸入も禁止されている。なお、農業省が2月末に発表した追加リストと比較すると、油糧植物の種子と果実、工業用植物、ワラ、粗飼料の輸入を禁止する項目が削除されている。2月22日、ラトビア議会(サエイマ)は、ロシアとベラルーシからの農産物の輸入禁止を定める農業・農村開発法改正案を最終読会で採択した。複数の省庁が策定した同改正案によると、ロシアとベラルーシ産の農産物および飼料の輸入は第三国経由でも禁止される。適用期間は2025年7月1日までだが、必要に応じて延長される可能性もある。
ROTOBOビジネスニュースクリップ掲載号及び発行日 2024年3月12日 第137号
入力日 2024-03-13
データ番号 5164