連邦税務庁、外貨規制違反件数が360%増加と報告
セクター | ロシアの対抗措置 |
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関係国 | ロシア国内 |
掲載日 | 2024-04-12 |
コンテンツ | 4月12日付RBKによると、2023年、連邦税務庁は7万4,400件の外貨規制に関する法令違反を摘発したが、これは前年の4.6倍に相当する(2022年の摘発は1万6,200件)。外貨規制違反の容疑での立件数も急増し、3.1倍の7万9,700件に達した。とはいえ、この数字は2021年(9万2,400件)より大幅に少ない。2022年は、西側の制裁に起因する一連の外貨法違反への行政罰の適用(罰金モラトリアム)に対するモラトリアムが実施されていた。したがって、2022年に摘発されなかった違反が2023年に発覚することになった。「最も頻度の高い外貨規制違反は、居住者が外国の銀行に口座を開設したことを届け出なかったこと(行政犯罪法典第15.25条第2項)と、外国の銀行口座における資金移動に関する報告提出規則の違反(行政犯罪法典第15.25条第6項)だった」と専門家は指摘する。2024年は、連邦税務庁により外貨管理が強化されるとの予測がある。法人に関しては、貿易契約に基づく外貨収入の還流に、引き続き細心の注意が払われる。個人については、まず外国口座に関する報告提出の有無がチェックされる。 |
ROTOBOビジネスニュースクリップ掲載号及び発行日 | 2024年4月23日 第141号 |
入力日 | 2024-04-24 |
データ番号 | 5307 |