米財務長官、ロシア資産の活用方法を検討と発言

セクター 制裁
関係国 米国/ウクライナ
掲載日 2024-04-16
コンテンツ 4月16日付RBKによると、イエレン米財務長官は、凍結したロシアの資産の活用方法につき、没収からウクライナ支援資金調達の担保としての利用に至るまで、様々な選択肢を検討していると述べた。同長官は国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季会合に先立つ記者会見で、「ウクライナには継続的な支援が必要であり、米国は凍結した2,850億ドル相当のロシア政府の資産から経済的利益とリソースを得る方法を模索している」と述べた。同長官は、ロシアが米国とその同盟国の支援疲れおよび資金探し難航の「兆候を感じはじめている」と懸念を示した。同長官は、このことがロシアに、ウクライナ支援の枯渇を待てば粘り勝てるという「期待を抱かせている」と指摘した。
ROTOBOビジネスニュースクリップ掲載号及び発行日 2024年4月23日 第141号
入力日 2024-04-25
データ番号 5314