連邦反独占局が並行輸入品の識別ラベルを提案

セクター 経済全般
関係国 ロシア国内
掲載日 2024-04-23
コンテンツ 4月23日付Izvestiaによると、連邦反独占局が年次報告書「2023年のロシアにおける競争状況について」を作成し、各省庁に送付した。同報告書では、ロシア国内でまだ製造されていない外国製品を国内市場に供給するという観点から、並行輸入の重要性が指摘されている。また、並行輸入品に識別ラベルを付けることが提案されている。連邦消費者権利保護・福祉監督局もこの提案を支持している。その目的は偽造品対策である。ロシア市場では偽造品が5~30%を占めている。識別ラベルは偽造品の押収に役立つ。現在、タイヤ、写真機器、毛皮、香水等が「オネストマーク」制度の対象とされており、これにより香水の偽造品の割合は20%、靴の偽造品も約30%減少した。現在、40品目が並行輸入制度の対象とされている。
ROTOBOビジネスニュースクリップ掲載号及び発行日 2024年4月23日 第142号
入力日 2024-05-02
データ番号 5322