エコニヴァのグループ会社が農機用スペアパーツの製造開始

セクター その他
関係国 ロシア国内
掲載日 2024-04-22
コンテンツ 4月22日付RIA Novostiによると、ロシア国内最大の生乳メーカーであるエコニヴァのグループ会社のエコニヴァ・テフニカ・ホールディングが、「アグロズナク」というブランドの農機用スペアパーツおよびオイルの製造を開始した。連邦知的財産権・特許・商標局の情報によると、製造されるのは、商品・サービス国際分類表(ニース国際分類)の第7類(機械部品、ろ過器、注油器、コンベヤ、エレベーター)および第12類(トラック、タイヤ、トレーラー、車両用ホイール、無限軌道)に該当するものである。「アグロズナク」は2023年9月に国家商標登録簿に登録された(期限は2032年11月末まで)。現在、同ブランドの製品は、オイル、グリース、凍結防止剤、ろ過器、トランスミッションおよびその部品、車軸、軸、プレート、誘導装置、ばね、ベルト、パッキン、締め具、チェーン、ベアリング等約2,500種類に上る。全製品につきロシアにおける連続生産が確立されており、将来的には6,000品目に拡大する予定であるという。同社広報部によると、このプロジェクトは「地政学的情勢と経済情勢の変化に伴い」2年前に開始され、現時点までに生産と販売が開始されている。同社はかつて米国の農機メーカーJohn Deereのロシア国内最大のディーラーであったが、John Deereは2022年3月にロシアへの製品供給を停止した。
ROTOBOビジネスニュースクリップ掲載号及び発行日 2024年4月30日 第142号
入力日 2024-05-02
データ番号 5343